高血圧

安静状態での血圧が慢性的に正常値よりも高い状態のことです。
高血圧は血管に常に負荷がかかるため、血管の柔軟性がなくなり血管壁が分厚く硬くなります。

高血圧が続くと動脈硬化が進み、血液が流れにくくなるため、心臓はより強い力で血液を送り出そうとします。
このため血圧がさらに上がり、動脈硬化がさらに進行するという悪循環が起こります。

薬を飲んで血圧が下がったとしても、それは薬を飲んだことにより血圧上昇が抑えられているだけの可能性があります。脳梗塞や心筋梗塞を予防するためにも、内服は継続することが大切です。
体調の変化や血圧の変化があった場合は必ず医療機関を受診してください。