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ドクターMの独り言

「インフルエンザ外来奮闘記」(でも今日も頑張るしかないでしょ!)

 昨今、新型の豚インフルエンザの全国的な大流行に伴って、特に休日の医療機関の大混乱が大きな社会問題となっています。

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当院も例にもれず?毎日「大台」近い患者さんが集中しております。(もう毎日息も絶え絶えでありますが…。でも今日も頑張るしかないでしょ!)

今や多くの医療機関でも、「季節性インフルエンザワクチン」の予防接種は終了し、さらには「インフルエンザ迅速診断キット」等もなかなか手に入らない状況が続いているなか、検査を希望される患者さんが来院されても応ずることの出来ない医療機関も多々あるようでありますが、
 
当院ではそんな不測の(不足の?)事態を予想してか??今春頃からあり得ないほどの数の「インフルエンザ迅速診断キット」を購入し続けておりました。(良かった良かった…。これで検査を希望される方はいつでもどうぞ?!…。)

私たちが小さい頃、いや数年前まではインフルエンザの治療は対症療法のみでありましたが、インフルエンザの診断が容易になり、インフルエンザに効く薬ができ、早期診断、早期治療ができることによってインフルエンザ治療は飛躍的な進歩を遂げました。

しかし私たち開業医が日常診療で「インフルエンザ迅速診断キット」を使用し、「抗インフルエンザ薬」を処方しているのは日本だけであり、これは両方とも「保険適用」になったことが大きいわけで、逆に日本が世界の迅速診断キットのほとんどを生産し消費しているという現実もあります。

もちろん、「インフルエンザ迅速診断キット」による診断も有用ではありますが、症状が発現して直後に検査をしても意味がありません。

(発熱後間もなくでは「陽性」になりませんから…。少なくとも6~8時間くらいは経過していないとねえ…。「休日急患診療所」で何時間も待たされて、「解熱剤」だけ処方されて帰されたなんてケース、経験ありませんか?…。

そもそもインフルエンザの診断なんて、その臨床症状や私たちドクターの診察所見が最優先されるわけですが、最近はとりあえず「インフルエンザ迅速診断キット」による検査をしないと納得されない患者さんも多いですからねえ…。迅速キットによる診断も100パーセントではないんですけどねえ…。)
 
また「抗インフルエンザ薬」の大半も使われており、日本のタミフル消費量は全世界の60~70%以上ともいわれています。

(確かにインフルエンザウイルスは症状が出てから48~72時間で最も数が多くなりますので、ウイルスが最大量に達する前つまり症状が出てから48時間以内に使用して増殖を抑えれば、症状も軽くなり、短期間で治癒することができますが…。

でもタミフル、リレンザの内服(吸入)期間は5日間ですからね!通常2~3日で効果が見られますが、ウイルスは解熱しても発症から5日くらいは体内に残っていますので、5日間の処方となっていますので、くれぐれも家族で回し飲みしないようにしてくださいね!!

そうそう、熱が下がっても勝手な自己判断ですぐに学校や会社にもに行かないでくださいね!!たとえ私がインフルエンザに罹っても、もちろん私は「休診」には出来ませんけど…。「感染者と接触していたら、1週間「お休み」。」だったら、医療機関なんて1年中「休診」だよ!!!)

さらに抗インフルエンザ薬の乱用で問題になっている耐性ウイルスの出現は日本に限ったわけではないのですが、やはり使いすぎると出現しやすくなるわけで、そんな「新型インフルエンザ」大流行下で、「インフルエンザ迅速診断キット」はもちろん、タミフル、リレンザ等の「抗インフルエンザ薬」も確実な診断に基づいて使用されるべきであります

私たちドクターや医療従事者はもちろん、患者さんもマスコミの偏った過剰な報道に惑わされることなく、日々のうがい、手洗いを遂行すべきではないでしょうか?…。(でも良い時代になったよねえ…。私が小さい頃は暖かくしてひたすら寝ているしかなかったわけですからねえ…。)

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横浜市 都筑区 松井クリニック 「整形外科・形成・美容外科・内科・小児科・皮膚科」


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